Q.記憶力の面で年齢が不安です。

A.まずは、年齢が勉強の邪魔をしているという概念を外し、不安は勉強をすることで解消しましょう。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

年齢に関する質問は、とても多い質問のひとつです。

しかし、それだけ年を重ねてから試験にトライしてみようという方が多いことを示しているので、素晴らしいことだと思います。

まず、皆さんにお聞きしたいことは、弊社講義を受けて、見事合格した最年長の生徒さんは60歳でした。みなさんは、このご年齢よりも上ですか?下ですか?

上だとしたら、すばらしい挑戦だと思います。心より尊敬しております。勉強方法がわからなければ、ぜひお気軽に弊社㈱東京マキアまでご連絡いただきたいです。

下だとしたら、みなさん、問題なく合格できます。年齢は関係ございません。その60歳の生徒さんは、元々薬学の土壌はありませんでしたが、120点中、107点で合格されました。とても心配性な方で、最後までマメに私にご連絡いただき、次に何を勉強したら良いかなど都度アドバイスをさせていただきました。

さて、登録販売者の太田と、私、薬剤師の村松からアドバイスしたいと思います。

まずは太田から。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

1.記憶力について
今日勉強したことを明日には忘れてしまうとのことですが、今までの勉強方法を見直してみてはどうでしょうか?

第1回目の講義のオリエンテーションでお見せした、「大脳心理学と学習心理学から見る記憶法」というスライドを覚えていますか?
大人になると脳の構造が変わってしまい、子供のときはできた丸暗記という方法ができなくなってしまいます。

ですので、私たち大人の勉強方法として、

●全体を掴んでから、断片的知識へ
●イメージで覚える
●語呂合わせ
●論理付け、意味付け、ひも付け

などの方法を使って覚えていくことをおすすめします。つまり、大人になると、「なぜそうなるか?」や「イメージにするとどうなるか?」という、覚えるきっかけがないと上手に記憶ができないということです。

そして一番大切になってくることが、必ず「復習」をすることです。エビングハウスの忘却曲線というものがあるのですが、人は覚えたことを時間が経つうちにどんどん忘れていってしまいます。私たちは、1時間後には半分以上のことを忘れてしまいます。

忘れていくことを防ぐのが復習です。今日やったことを必ず、その日のうちに復習することが大切になってきます。復習するだけでも違ってきます。例としてこの方法を出したので、自分にあった勉強方法を見つけてください。

2.不安について

試験まで現時点であと2ヶ月ちょっとしかないので、誰もが不安に思っていると思います。なので、心配する必要はありません。

この不安を少しでも和らげるためには勉強をするしかありません。

私も試験を受けた当時はとても不安でしたが、試験前までに過去問を13回分(約1500問)ほど解きました。(本当はもっと解いたほうがいいのですが…)
その結果、無事に試験に受かることができました。

厳しいことを言うようですが、不安を和らげるには勉強して、「ここまで勉強したのだから落ちるはずない!!」というところまでいくしかないです。
この自信を持つことが大切になってきます。
ここまでにたどり着くには大変だと思いますが、まだ間に合いますので応援しています!

太田塁:登録販売者

以下、村松からです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

まず、年齢のせいだという概念を取っ払いましょう
現在の試験勉強の最初の段階で、覚えたことをすぐに忘れていってしまうのは、老若男女みな同じです。なぜなら、単に情報が多すぎて頭が整理できていないからです。

母国語を覚える初期の段階の子供は、何度も何度も間違えながら覚えていきますよね。
質問者様は試験勉強を始めたばかりですので、まだその段階です。

年齢のことを言うのは、せめて試験1か月前からですね。このぐらいの時期になってくると、確かに20そこそこの若い子たちの実力がめきめきと上がっていき、記憶力の問題だけでなく、体力の問題も出てくるので、比較するのも無理ないかなと思います。

さて、私が言いたいことのほとんどは太田が言ってくれましたが、
私からは、さらに具体的な勉強方法についてアドバイスしたいと思います。

以下の2通りのパターンをご提案します。お好きな方を選んでください。

1.講義内容が理解できた、または、自分にはある程度理解力があると思う場合
→過去問を解きまくり、理解し、応用力をつけてください。

太田は13回分解いたと言っていますが、私からは、25回分の過去問を完璧にすることをご提案します。
とにかく過去問をたくさん解き、理解できなかった、分からなかったことは調べ、必ず理解し覚えていくよう努めるというスタイルです。
この方法は訓練に近いと思いますが、合格の最善策になります。

過去問をどのぐらい解くかの目安は、
●絶対に合格したい方、心配性・不安な方:25回分
●普通の方:12回分

を推奨します。質問者様は、不安な方に該当しますので、こちらに当てはまります。
25回分というのはつまり、一地域過去5年分を、5地域分ですね。

また、ただガツガツ解くのではなく、点数が低かったら、また同じ過去問を解くという意味での25回分です。「それは大変すぎる、無理だ」と思われるかもしれませんが、
解いているうちにできるようになった章は、省いていけば良いのです。
例えば、第3章がどうしても拾えていない場合、過去問の第3章だけ解いていきます。

2.講義内容が理解できていない、または、自分の理解力に自信がない場合
→この場合、2通りあります。

(1)計算ドリルを解く要領で、過去問を解きまくる方法

1よりももっと訓練に近いのですが、1との一番の大きな違いは、問題のパターンを覚えることを目的にするということです。
①は理解して、問題に対する応用力も付けていく方法です。
対してこちらは、量をこなし、脳にできるだけ多くのパターンを覚えさせる方法です。ちなみに推奨量は①と同じ25回分です。これも1で話した通り、ただガツガツ解くのではなく、点数が低かったらまた同じ過去問を解くという意味での25回分です。

試験まで二カ月以上ある、今からなら十分間に合います。

(2)着実に積み重ねる方法

① 何章から勉強するのか決める。

もうすでに勉強不要な章はありますか?それをまずは把握して、決断しましょう。

おすすめは、三章から始めることです。ただし、二章の土壌がない場合、三章がずたぼろになってしまうので、第二章が不得意な場合は、そちらから勉強してください。第三章が解ければ、第五章の副作用の分野もまた、問題なく解けるようになっているでしょう。

② ①で決めた章の問題を解いてみる
解く→テキストで理解する→解く
この反復で進めてください。

テキストを眺めるだけでは、問題は解けるようになりません。
詳しくはこちらをご覧ください。

●テキストを読む必要性について

●どこから勉強するかについては

●第三章の勉強法については

少しでも解決になれば幸いです、

村松早織:薬剤師

登録販売者試験のためのお役立ち資料集

成分一覧表、生薬一覧表、漢方一覧表など、役立つ資料を無料・有料にて提供しています。

以下の画像クリックで当サイト内のリンク先に飛びます!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加