Q.どの章から勉強したら良いですか?

【PR】100個のよくある質問に回答! 好評発売中♪

この質問はよく受けるのですが、人によりけりですので、3パターンご提案いたします。ご自分に合った方法を選んでください。

どの順番で学習するにしても、登録販売者試験は、第三章が要です。第三章に時間をしっかり割けるよう、学習計画を立ててください。

基礎からしっかり学びたい人

第一章から順にスタートしましょう。

第一章→第二章→第三章→第四章→第五章

当たり前ですが、これがもっともベーシックな方法になります。

基礎から積み上げたい、または、何事も順番通りにこなすのが好きだという方は、第一章が一番ベースとなる章になりますので、第一章から順にやっていきましょう。

モチベーション持続を重視したい人

「興味のあるところから始める」やり方も、人によってはおすすめです。

登録販売者試験を受ける方の動機は様々で、異業種の方も多くいます。

例えば、法律関係の仕事に携わっている方であれば第4章から勉強した方が良いですし、別の医療職や介護職に就いている方であれば、第2章がおすすめです。現在すでにドラッグストアに勤めている方であれば、第3章からスタートしても良いと思います。

好きな章や自信が持てる章を見つけるということは、勉強のモチベーション持続にとても大事なことの一つです。

効率性を重視したい人

この手の質問をされる多く方の意図としては「いかに効率的に学習するか?」だと思いますので、その場合に私がおすすめしているのは、

第二章→第三章→第四章→第五章→第一章

になります。

なぜ1章を飛ばすのか?ですが、第一章は、 「受験者のほとんどが満点を取れる(満点を取らなくてはならないほど基礎的な問題が多い)」章であり、多くの人がそれほど多くの勉強時間を割かずに済むからです。

実際のところ、過去問を数回解けばOKという方が多いので、ここに時間をかけるぐらいなら第二章、第三章に割いた方がベターです。また、後から振り返ってみると、第一章に時間を割きすぎてしまったという意見も多く聞きます。

次に、第二章は解剖生理学の分野になりますので、それを学習してから、医薬品の各論である第三章に入った方がスムーズに理解が進みます。

当社が実地での講義を行う際も、企業さまのご要望を踏まえ、第二章から始める場合もあれば、第二章と第三章を織り交ぜて並行して進める場合もあります。

また、第五章は第三章の学習をしっかりしておけば、そこまで手こずることはありません。

以上になります。

(薬剤師:村松早織)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加