Q.生薬・漢方攻略法(生薬、漢方、捨てても良いですか?)

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このご質問は、「よく聞かれる質問トップ10」に入ります。

「登録販売者の先輩に勉強のコツを聞いてみたら、漢方を捨てろと言われたんですが、大丈夫ですか?」という内容です。

結論から言うと、捨てないで頂きたいです。

先輩の言うことを信じたい気持ちも分かります。生薬・漢方は、多くの方が苦手意識を持っているカテゴリーだからです。しかし、たった一人だけの「過去の」試験の感想を真に受けることは、あまり得策とは言えません。

登録販売者試験での生薬・漢方の問題は年々増える傾向にあり、特に、東京首都圏の問題のうち、生薬・漢方が絡んでいる問題数は、

●2016年:14問

●2017年:13問

●2018年:17問

●2019年:18問

になります。もう少しで第三章の約半数に到達します。40問中のこの問題数を落とすとしたら…足切りに片足を突っ込むことになります。東京の試験の場合、3.5割が足切りラインなので、第三章でこれ以外に10問ほど落としたら、他の章がどんなに良くても不合格になる可能性があります。

今回は、勉強の仕方が分からないという方向けに、漢方・生薬の覚え方のコツをお教えします。これらの方法によって、「 生薬・漢方がむしろサービス問題になった」というお声もたくさん頂いていますので、ぜひご一読ください。

生薬、漢方をまとめた一覧表もありますので、ぜひご活用ください。

生薬→漢方の順に学習する。

当然のことですが、 漢方は生薬の集合体ですので、この順番が基本となります。

生薬ひとつひとつの効能を知っていると知らないのとでは、漢方の効能の頭への入りやすさが段違いになります。

生薬:まず漢字を覚える。

毎年、これを言うと、「え~」という生徒がいますが、もしあなたが生薬を早く攻略したいのであれば、 漢字を先に頭に入れることを強くおすすめします。また、漢方を学ぶとなると、生薬名が漢字になりますので、結局漢字を知っておく必要もありますので、無駄にはなりません。

漢字を知っておくべき理由はいくつかありますが、例えば生薬の問題では、効能と使用部位などの問題が出ます。

「名は体を表す」という言葉がある通り、漢字はその生薬の効能や部位を表しているものが多くあります。これがカタカナになると、とたんに意味を失ってしまうのです。これはとてももったいないことです。

例えば、コウカという生薬があります。漢字では「紅花」と書きます。「紅い」という漢字から、血流に使うということがイメージでき、更に、使用部位は「花」です。

もうひとつ例を出しましょう。

インヨウカク漢字は「淫羊藿」と書きますが、「淫らな羊の草」という意味ですね。雄の羊がイカリ草(インヨウカク)を食べると、1日に100回交尾するという言い伝えからこの名が付きました。つまり、精力剤として使われるわけです。

生薬:漢字から効能を覚え込む。

2の続きになりますが、 漢字の意味と効能をうまくひっかけて覚えると、試験後も忘れない記憶を手に入れることができます。

例えば、「ジリュウ」という生薬。漢字は「地竜」ですね。地の竜で、ミミズのことを指しますが、漢字からしてもそのままです。

そしてそこで、ミミズ=ひんやりしているので、「熱さまし」と覚えます。この覚え方は無理やりだ!と思われるかもしれませんが、意外に生薬は、その形や生態から効能を推測して使われるようになったものが多いので、無理やりでもないわけです。

例えば、ロクジョウ、漢字は「鹿茸」。

昔の人は、鹿の角を男性器に見立てて、生えてきたばかりオスの角を食べれば 自分も同じようになるだろうと考えたわけです。精力剤によく含まれる成分で、強壮の目的で使われます。

漢方:キーワードを覚える。

漢方には、その効能の中にその 漢方固有のキーワードがあります。まずはそれを覚えましょう。

例えば、葛根湯のキーワードは、「かぜのひき始めにおける諸症状、頭痛、 肩こり、筋肉痛、手足や肩の痛みに適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃 部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。」のうちの、 肩こりになります。

問題文にキーワードが出てきたら、反射的に漢方名を答えられるように覚え込みましょう。

漢方:漢方名から効能を類推できるようにする。

漢方の効能を把握したい人は、生薬を覚えた人であればもう難しくないはずです。

例えば、葛根湯も麻黄湯も、カッコンとマオウの効能が分かっていれば、なんとなく効能の予測が付きます。

また、漢方名に使われる漢字で覚えておいた方がお得な漢字があるので、皆さんにご紹介します。

①中:おなかのこと。

おなかをいたわる効能のある漢方であると予測できる。

例:小建中湯、安中散

②上:顔のこと。

例:清上防風湯

③瀉:捨てるという意味。

瀉法は、病邪を捨てるという意味があり、実証の人に使う治療法。つまり、この漢字が入っている漢方は、実証の人向け(目安として体力中等度以上)になる。

竜胆瀉肝湯三黄瀉心湯

④補:補うという意味。

補法は、気を補うという意味があり、虚証の人に使う治療法。つまり、この漢字が入っている漢方は、虚証の人向け(目安として体力中等度以下)になる。

例:十全大補湯、補中益気湯

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Q.マオウには「尿量増加」の作用がありますか?

以上です。覚えることが多くて大変だと思いますが、がんばりましょう!

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