Sudafedは欧米で有名な鼻づまりのお薬です。Sudafedにはいくつか種類がありますが、血管収縮剤であるプソイドエフェドリン、またはフェニレフリンが主成分のお薬です。どちらの成分も日本の鼻詰まりのお薬でよく使われているので、もしSudafedがほしいと言われたら、すぐに案内できます。
※血管収縮剤は、使ってはいけない疾患や注意事項がたくさんあります。特にプソイドエフェドリンは、お客さまとよく相談してから勧めてください。
鼻づまりの英語表現
よくアメリカ人のお客さまに、“I have a congestion.” (鼻づまりがあります。)と言われることがあります。congestion:コンジェスチョンは「詰まる」という意味があり、交通渋滞のことをtraffic congestionと表現することもあります。ドラッグストアでこの言葉が出てきた場合は、主に鼻詰まりを意味するので、血管収縮剤入りのなどのお薬を勧めます。鼻詰まりの表現は、stuffy nose も有名ですが、congestionという言葉は、それと同じくらいかそれ以上に使われます。
さきほどcongestionは、「主に」鼻詰まりを意味すると書きましたが、この言葉は他の部位にも使います。例えば、chest congestionなら胸詰まり、すなわち気道に痰が詰まった状態。この場合は去痰薬(expectorants)を勧めます。また、ear congestionなら耳詰まり。気圧や中耳炎などで、耳が聞こえにくい状態です。
また、congestionの頭にde(「分離」を表す接頭辞)を付けて、語尾を少し変化させてdecongestantsにすると、鼻詰まり改善薬という意味になります。お客様に、“Do you have decongestants?” と聞かれたら、鼻詰まりに効く薬を案内してください。
鼻詰まりに関する英語の表現については、鼻詰まり改善薬についてのノートに詳しく書いてあるので、そちらをご覧ください。