外用消炎鎮痛剤のタイプ
外用消炎鎮痛剤は、さまざまな剤型がありますので、先にそれを押さえておきましょう。貼り薬については後述します。
そのままですね。
貼り薬が人から見えるのを避けたい時や、可動部位や骨ばった箇所など、貼付剤だと剥がれやすい部分に使う場合には優先的におすすめします。
貼り薬について
「貼り薬」「貼付剤」を辞書で調べると、色々な単語が出てきます。辞書に書いてある色々な単語を、お客さまに試しに使ってみたところ、通じない単語があるので要注意です。
たとえば、”compress “や “poultice” は一度も伝わらなかったです。
また、特に欧米などでは、日本ほど貼付剤文化がないため、あまりお勧めしてもピンとこない可能性があります。いきなり貼付剤を勧めるよりも、まずはローション剤やクリーム剤などをお勧めしてみてください。
逆に、お客さまから貼付剤があるか聞かれるときは、
●Do you have Diclofenac patches?
ジクロフェナクのパッチはありますか?
というふうに、patchという言葉が出てくることが多いです。ですので、あまり細かい分類は気にせずに、 パップ剤もテープ剤もひっくるめてpatchを使ってしまった方がスムーズです。冷湿布や温湿布なども、以下のように表現できます。
●hot patch 温湿布
●cool patch 冷湿布
簡単ですね。
おすすめするときの表現
外用消炎鎮痛剤を使う時に役に立ちそうなフレーズを書いていきます。
英語での成分名
市販の外用消炎鎮痛剤で使われる成分をまとめます。
英語での症状
外用消炎鎮痛剤関連の症状をまとめます。
余談になりますが、日本人だと「腰痛」というふうに、背中の痛みとは区別して言いますが、英語だとあまり区別して使うことがありません。背中の痛みも腰痛も、”back ache”になります。