【英語】外用消炎鎮痛剤

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外用消炎鎮痛剤のタイプ

外用消炎鎮痛剤は、さまざまな剤型がありますので、先にそれを押さえておきましょう。貼り薬については後述します。

剤型

●lotions ローション 
●creams クリーム
●gels ジェル 
●sprays スプレー 

そのままですね。

貼り薬が人から見えるのを避けたい時や、可動部位や骨ばった箇所など、貼付剤だと剥がれやすい部分に使う場合には優先的におすすめします。

貼り薬について

「貼り薬」「貼付剤」を辞書で調べると、色々な単語が出てきます。辞書に書いてある色々な単語を、お客さまに試しに使ってみたところ、通じない単語があるので要注意です。

たとえば、”compress “や “poultice” は一度も伝わらなかったです。

また、特に欧米などでは、日本ほど貼付剤文化がないため、あまりお勧めしてもピンとこない可能性があります。いきなり貼付剤を勧めるよりも、まずはローション剤やクリーム剤などをお勧めしてみてください。

逆に、お客さまから貼付剤があるか聞かれるときは、

●Do you have Diclofenac patches?
ジクロフェナクのパッチはありますか?

というふうに、patchという言葉が出てくることが多いです。ですので、あまり細かい分類は気にせずに、 パップ剤もテープ剤もひっくるめてpatchを使ってしまった方がスムーズです。冷湿布や温湿布なども、以下のように表現できます。

●hot patch 温湿布 
●cool patch 冷湿布 

簡単ですね。

おすすめするときの表現

外用消炎鎮痛剤を使う時に役に立ちそうなフレーズを書いていきます。

外用消炎鎮痛剤に関する表現

●It contains Diclofenac sodium.
ジクロフェナクナトリウム配合です。

●It is good for acute pain and inflammation.
急性の痛みや炎症に良いです。

●In that case, please try these patches.
その場合、このパッチを試してみてください。

●It absorbs very quickly on the skin.
すぐに皮膚に吸収されます。

●It has a sponge applicator.
塗る部分がスポンジになっています。

●It is good for spreading over large areas.
広いエリアに塗るのに適しています。

英語での成分名

市販の外用消炎鎮痛剤で使われる成分をまとめます。

成分名

●Glycol salicylate グリコール サリサレート
サリチル酸グリコール 

●Methyl salicylate メシル サリサレート
サリチル酸メチル 

●Diclofenac sodium ディークロフェナク ソディウム
ジクロフェナクナトリウム 

●Felbinac フェウビナク
フェルビナク 

●Indomethacin インドミタシン
インドメタシン 

英語での症状

外用消炎鎮痛剤関連の症状をまとめます。

症状

●stiff neck  スティフ ネック
首こり 

●stiff shoulders  スティフ ショルダー
肩こり 

●back ache  バックエイク
腰痛 

●muscle ache  マッソーエイク
筋肉痛 

●joint ache  ジョイントペイン
関節痛 

●arthritis  アースライティス
関節炎 

●sprains  スプレインズ
ねんざ 

●bruise  ブルーズ
打撲 

余談になりますが、日本人だと「腰痛」というふうに、背中の痛みとは区別して言いますが、英語だとあまり区別して使うことがありません。背中の痛みも腰痛も、”back ache”になります。

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