胃腸薬

upset stomachと言われたら…

欧米のお客様に最もよく言われる症状は、なんといっても”upset stomach”。胃部不快感です。胃部不快感は、病院に行くほどではないけれどなんとなく胃が悪い状態を示します。この場合は、「胸焼けはありますか?」「胃痛はありますか?」などと、具体的に症状を聞いていき、なんとなく…を具体的な症状名に変えていきます。そこで具体的な症状名が出てきたら、それに合ったお薬を選んでいきましょう。

もし質問しても「う~ん…」という感じで答えられない場合には、どの症状にも適合するようなオールマイティ系のお薬(総合胃腸薬)を選びます。オールマイティ系のお薬というのは、制酸剤・胃粘膜保護剤・消化剤・健胃薬など、さまざまなジャンルのお薬がバランスよく含まれたお薬のことです。

例えば、イノセアプラス錠や、胃症状に加えて軟便の症状がある場合には、第一三共胃腸薬プラスなどです。特にイノセアバランス錠は、英語表記があるのでおすすめです。

症状を表す英語

胸焼け heartburn ハーバーン
胃の調子が悪い upset stomach アップセット ストマック
消化不良   indigestion インダイジェスチョン
腹痛  stomachache ストマケイク
二日酔い hungover   ハングオーヴァー
吐き気 nausea   ノージア
嘔吐 vomiting ヴォーミティング
下痢 diarrhea   ダイアリーア
便秘   constipation コンスティペイション

胃腸薬の種類を表す英語

制酸剤 antacids アンターシズ
消化酵素 digestive enzymes ダイジェスティヴ エンザイムズ
H2受容体遮断薬 H2 blockers エイチトゥーブロッカーズ
胃粘膜保護 mucosal protectants ムコサール プロテクタンツ
便秘薬 laxatives ラグザティヴズ
乳酸菌製剤 probiotics プロバイオティクス
antacids

anti+acidの略です。

antiという言葉には、反~、抗~、という意味があります。英語だと「アンタイ」または、「アンティ」です。日本語でもアンチ~とか言いますよね。アンチ巨人だったら反巨人派、アンチエイジングだったら抗老化という具合です。

この言葉は、薬学・医療用語を勉強していると、たくさん出てきます。説明をするときにも、とても便利に使えます。例えば以下のような言葉があります。

anti-acne にきび薬

anti-inflammatory 抗炎症剤

antacids 制酸剤 : anti+acid

antibiotics  抗生物質:anti+biotic

digestive enzymes

digestは「消化する」という意味があります。日本語でもスポーツ中継のダイジェスト版などと言いますが、この場合は長い中継を要約した放送のことを言いますね。これと同じです。そして-iveは接尾語と言って、動詞につくと「~の働きをする」という意味にします。

mucosal protectants

mucosalには粘膜という意味があります。 protect➕ant、protectは「守る」、そして-antも接尾語で、この語がおしりにつくと、「~の働きをする薬」という意味になります。

laxatives

Laxative の laxは緩めるという意味があります。

例えば、relaxリラックスという言葉、これはre「再び」➕lax「緩める」からできている言葉です。

probiotics

元々は生菌という意味ですが、腸に効く薬、いわゆるビオフェルミンのような整腸剤のことを指して言うことが多いです。 「乳酸菌」と特に言いたい場合は、lactic acid bacteria になります。

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