カタカナ英語が、日常会話で使われる英語と違うことはよくあります。 特にコスメ界にはカタカナが溢れているので、そういった誤解がよくあります。
チーク(ほお紅)=blush
ほおにほんのり赤味を入れるチークですが、cheekという言葉は英語ではほっぺたのことを指します。チーク(ほお紅)そのものはblushと言います。 ちなみに日本で言うブラシ(ヘアブラシなど)は、brushで、一文字違いで別物です。 発音に気をつけなければなりませんね。
マニキュア=nail polish
マニキュア液そのものは、nail polishと言います。 manicureを辞書で確認すると、「美爪術」「マニキュアを施す」などと掲載されており、マニキュア液そのものを表すわけではありません。
ちなみに、除光液はnail polish removerと言います。 お客様がマニキュアを塗ってもらうサロンを探しているのか、マニキュアそのものを探しているのかで、案内することが全然異なってしまうので、気をつけましょう。
ライトタイプとモイストタイプ
日本で売っている基礎化粧品によくある記載、ライト(light)タイプとモイスト(moist)タイプ。 ライトはさっぱり、モイストはしっとりと書かれることもあります。ライトは軽い付け心地の「軽い」から来ていますが、この言葉は要注意です。 お客様にこのまま伝えてしまうと、ポカーンとされてしまう可能性大です。
では英語でどう説明すれば良いのでしょうか?
ライトタイプなら for oily skin
モイストタイプなら for dry skin
というように、肌質による使い分けで説明すると上手に伝わります。