アルミノプロフェン(ルミフェン)の比較

ルミフェンの成分であるアルミノプロフェンは、医療用医薬品「ミナルフェン」として整形外科領域を中心に使われていた薬ですが、2008年に販売中止になりました。

そして2020年1月現在、ルミフェンは要指導医薬品→第一類医薬品を経て、指定第二類医薬品になりました。

ルミフェンについて佐藤製薬さんに問い合わせてみたのですが、残念ながら詳細なデータを持ち合わせていないとのことで、困っていたところ、平憲二先生がミナルフェンの添付文書をお持ちであることを教えて下さいました。必要な方は、平先生のサイト、PLAMED plusより、アルミノプロフェンの添付文書をご確認ください。

以下は、各医療用医薬品の添付文書から抜粋しました。

プロピオン酸系の薬の比較

 Tmax(最高血中濃度到達時間) T1/2(半減期)
アルミノプロフェン 0.96時間(57.3分) 1.1時間(63.7分)
ロキソプロフェン 0.79時間(47.4分) 1.3時間(78分)
イブプロフェン 2.1時間(126分) 1.8時間(108分)

登録販売者試験では、薬物動態については深く学びませんので、ことばの意味を簡単にご説明します。

Tmax(最高血中濃度到達時間)

薬を服用してから、血中の薬の濃度が最大になるまでにかかる時間のこと。

一般的に、Tmaxが短い薬ほど即効性があると言われる。

T1/2(半減期)

薬の血中濃度が半分になるまでにかかる時間のこと。

一般的に、半減期が短いほど薬が早く代謝・排泄され、持続時間が短いとされる。

まとめ

もちろん例外はあるのですが、取り急ぎ、Tmaxは即効性の指標、半減期は持続時間の指標と覚えておくと良いと思います。これらのデータから、

即効性:ロキソプロフェン > アルミノプロフェン > イブプロフェン

持続時間:イブプロフェン > ロキソプロフェン > アルミノプロフェン

と推測されそうです。これを見ると、アルミノプロフェンはこれと言ってあまり特徴が無いとも言えますでしょうか…?ただ、佐藤製薬さんのHPを見ると、

●胃への負担が少ないこと

●関節痛・腰痛・肩こり痛などの症状に特におすすめ

と書いてあります。鎮痛効果の強さについては判りかねるのが残念です。

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